「W不倫」のリアル バレないと思っているのは本人だけ
「お互いに家庭があるからバレないはず」
「連絡手段もバレないようにしてるし、大丈夫」
そう思っていたはずのW不倫カップルが、実は驚くほど簡単にボロを出しているケースは少なくありません。探偵として数多くの現場を見てきた立場から言えることは一つ。
“バレないと思っている人ほど、バレている”ということです。今回は、W不倫の実情や、私たちが実際に調査で目撃したリアルなケース、さらにバレるきっかけや共通点についてお話しします。

W不倫とは?なぜ増えているのか
W不倫とは、既婚者同士が配偶者以外の相手と恋愛・肉体関係を持つことを指します。互いに家庭があるため、「同じ立場で気が楽」「お互い秘密を守れる」などの理由から関係が深まる傾向があります。
近年では、以下のような理由からW不倫の相談が増えています:
- SNSやマッチングアプリでの再会・接触が容易になったこと
- 職場内不倫が当たり前のように起こっている職場環境
- 夫婦関係の冷え込みを“心のよりどころ”で補おうとする傾向
一見理屈が通っているように見えるこの関係も、蓋を開ければリスクの連続です。
探偵が見たW不倫の現場:本当にあった話
とある調査では、平日昼の12時、都内から離れた温泉街のホテルで、既婚男性と既婚女性が密会。待ち合わせ場所もタクシーで別々に来るなど、かなり用心しているように見えました。
しかし実際には、LINEの通知履歴から夫に不審に思われ、GPSで調査対象となったのです。
また別のケースでは、2人で写っている“何気ない1枚の写真”が共通の知人に目撃され、配偶者両方にバレて調査依頼が発生しました。調査中に2人の家族がそれぞれ別ルートで相談に来るという、驚きの展開になったこともあります。
バレないと思っている人が見落とす“4つの盲点”
① LINEの通知オフ・名前を変える工夫が逆に怪しい
通知オフにしても、設定を見ればすぐにわかりますし、あえてイニシャルで登録している名前はむしろ目立ちます。
② スマホよりも危険なのは「移動履歴」
交通系ICカードの履歴、ETCの利用記録、コンビニのレシート…。細かな痕跡が重なり、浮気のルートが丸裸になります。
③ 子どもや同僚の“無自覚な証言”
「パパじゃない人とママが手をつないでた」「急に休みをとって遠出してたよね?」こんな“悪気のない証言”が調査を動かす鍵になることも。
④ 油断した一瞬の行動がすべてを台無しにする
車の助手席に落ちていた髪の毛、ホテルの領収書、レストランの予約履歴…。たった一つの証拠で、すべてが崩れることは少なくありません。
心理を読む:W不倫がバレやすい理由
W不倫をしている人たちの多くは、「今が良ければいい」「お互い様だから」という心理を抱いています。これは一種の“現実逃避”であり、リスクに対する感覚が極端に鈍くなる傾向があります。
また、自分の配偶者に対する油断も見逃せません。
「うちの夫(妻)は気づかない」とタカをくくっているうちに、相手は既に興信所に相談しているというケースも多々あります。
W不倫の末路:代償は思ったより重い
W不倫が発覚した場合、次のような代償を支払う可能性があります。
- 両方の家庭から慰謝料を請求される(ダブルで数百万単位)
- 職場にバレて懲戒処分・解雇されるケースも
- 離婚・親権問題にまで発展し、生活基盤が大きく揺らぐ
「軽い気持ち」「大丈夫なはず」で始まった関係の結末が、ここまで重くなることを、当人たちはなかなか理解していません。
バレないと思っている“その瞬間”が一番危ない
探偵として日々調査を続ける中で感じるのは“気づかれていないと思っているとき”が最も証拠が出やすいということです。
そして、その証拠を集めるのは、冷静に動いた依頼者であり、私たち探偵の仕事です。不倫の関係は、秘密が多いほど壊れやすいもの。W不倫はその最たる例です。
もし、配偶者の行動に「何かおかしい」と感じたら。それは思い過ごしではなく“直感”かもしれません。感情的になる前に、まずは冷静に事実を確かめること。その一歩が、あなたの人生を守ることに繋がります。
今回は以上となります。
ご拝読ありがとうございました。

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