”いいね”から始まる?SNSに潜む浮気の香り

浮気や不倫といえば、職場や知人を通じた出会いなど、直接的な接触がきっかけであることが大半でした。

しかし、今は違います。スマートフォン1つで簡単に繋がれる時代。SNSの普及によって、日常の延長線上に“新しい関係”が生まれるようになりました。特にInstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSでは、ほんの一言のコメントや「いいね」からDM(ダイレクトメッセージ)へと関係が進展しやすく、そこから浮気、不倫に発展するケースが年々増えています。

今回は、そんな「SNSが浮気の入り口になってしまう現実」について紐解いていきます。

■ SNSの普及が変えた“出会いの形”

近年、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、LINEなどのSNSがきっかけとなる浮気・不倫が増加しています。調査によると、浮気の出会いの場として「SNSを通じて知り合った」というケースは、急増しています。

特に以下の特徴が、SNSを浮気の温床にしています。

  • 手軽な接触:共通の趣味や投稿への「いいね」からDM(ダイレクトメッセージ)への発展がスムーズ
  • 匿名性:相手の素性が完全に明かされないまま関係が進むことがある
  • 非日常の演出:SNSでは「現実よりも魅力的な自分」を演出しやすく、恋愛感情に発展しやすい

■ よくある浮気の始まりパターン

浮気に発展しやすい典型的なSNS利用例は以下の通りです。

パターン詳細
Instagramで交流投稿に「いいね」→ストーリーズで反応→DM開始
昔の知人と再会Facebookで再会→連絡再開→メッセンジャーで密に
趣味アカウントXで共通の趣味アカに絡む→オフ会や個別DMへ

※上記は探偵調査でもよく見られる初期接触パターンです。

■ 実際にあったSNS浮気のケース

事例①:30代既婚男性
Instagramでフォローされた独身女性とDMのやり取りを開始。半年後、出張先で初対面→肉体関係に発展。

事例②(40代主婦)
Xの推し活アカウントで知り合った男性と趣味の話で盛り上がり、月1で食事→のちに交際状態へ。

どちらもSNSでのやり取りが“習慣”となり、関係が深まったことが特徴です。

■ 「気づかぬうちに始まる」SNS時代の浮気

SNSが当たり前になった今、浮気のきっかけも、関係の深まり方も、かつてとは大きく変わってきています。DMひとつから始まる関係が、いつの間にか感情的なつながりに変わり、やがて一線を越えてしまうケースは、決して珍しくありません。

浮気は、派手な変化よりも「ちょっとした違和感」から始まることがほとんどです。スマホの使い方、SNSのやり取り、急な生活の変化…。それらのサインに、どれだけ早く気づけるかが、今後を左右する大きなポイントになります。

後半では、「その違和感に気づいたとき、どう向き合えばいいのか?」という感情面に焦点を当てていきます

今回は以上となります。
ご拝読ありがとうございました。

投稿者プロフィール

探偵M
探偵M