”いいね”から始まる?SNSに潜む浮気の香り②

SNSを通じた浮気や不倫は、数字やデータだけでは語れない“心の痛み”を伴います。

「まさか、あの人が」そんな思いが頭をよぎった瞬間から、日常は少しずつ色を失っていきます。信じていた相手の、見たことのない一面。スマホの画面越しに、自分の知らない世界が広がっていたと知ったとき、人はどうしても感情を揺さぶられてしまうものです。

ここからは、SNS時代ならではの浮気に直面したときの感情の揺れに焦点を当て、どのように心と向き合えばいいかを考えていきます。

■ 「まさか、うちの人が」…そんな油断が落とし穴に

浮気の相談を受ける中で、最も多いのが「まさかうちのパートナーがSNSで浮気していたなんて…」という驚きです。スマホの画面を信じすぎてしまう現代、ふとした瞬間に“裏の顔”を知ってしまう方も少なくありません。

「仕事だと思っていた外出が、実は会うための時間だった」
「スマホを覗いたら“また会いたいね”というメッセージが…」

そんな発見に、怒りや悲しみと同時に、信じていた自分へのショックを感じる人がほとんどです。

■ スマホの中にあったのは「もう一つの生活」

SNS上では、実生活とまったく異なるキャラクターを演じている人もいます。家では無口な夫が、SNSでは饒舌で優しい「別人」だった。浮気相手とのやり取りの中に、家庭にはなかった甘い言葉が並んでいた——

それは、スマホの中に存在する“もう一つの生活” だったかもしれません。

■ それでも、あなたの感情は間違っていない

疑った自分を責めないでください。
苦しんでいるのは、「愛していた」「信じていた」からこそです。1人で抱え込まず、心の整理や対処法を専門家(夫婦カウンセラーなど)に相談することで、冷静な選択ができるようになります。

SNSの利便性に潜む“感情の火種”

SNSは、繋がりやすい便利なツールである反面、心の距離まで縮めてしまうリスクもあります。

「浮気かも」と思ったとき、それは決して“被害妄想”ではありません。違和感を感じたときこそ、冷静に、でも感情も大切にしながら向き合ってみてください。

今回は以上となります。
ご拝読ありがとうございました。

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探偵M
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