驚愕？爆笑？調査中に起こった”珍”ハプニング②

2025年4月7日 2025年4月3日探偵M

探偵M

こんにちは、探偵Mです。
先日、駅のホームで電車を待っている際に私の後ろに並んでいた女性がいきなり倒れました。その女性に声を掛け、駅員呼んだりと周りの人と一緒に介護。幸いなことに意識はあったのですが、思い切り頭を打っていたのでそのまま病院に搬送されることに。新年度になり仕事が忙しくなったり、最近は寒暖差が激しい日もあります。体調管理には気を付けないといけませんね。

今回も浮気調査の現場で起こった”珍”事件をご紹介します。またまた調査現場のリアルな一面を覗いてみてください。

1. 修羅場 of 修羅場

ご依頼者様は残業やら飲み会が多くなって、帰宅時間が遅くなってきた妻を怪しんでいた。そんな妻の浮気調査での出来事。調査実施日は飲み会があって帰宅が遅くなると妻の予定にあり、夕方から妻の勤務先から調査を開始した。ほぼ定時の時間帯に妻の退勤を確認。その後、繁華街で男性と接触。2人は食事した後、あるあるのコンビニへ。

コンビニで買物を終えた2人は意気揚々とラブホテルに入っていく。約４時間後、ラブホテルより出た2人は再び飲食店に入る。「証拠もバッチリ撮れたし、あとは浮気相手の住まいを特定して終わりかなぁ」なんて思ってると、なにやら店内が騒がしい。妻、浮気相手の男性、そして女性が周りに目もくれず口論している様子が目に映った。

なんとなくお察しだったが、どうやら浮気相手の奥さんがたまたまその店にいたようで・・結局、警察を呼ばれる事態に発展。その後、ボロボロの浮気相手男性と般若の顔の奥さんを追尾していったが、2人が帰宅してすぐに響いた怒声を背に調査を終了した。

後日、ご依頼者様に調査結果を報告。店内でハチャメチャになっている妻と浮気相手の映像を見たご依頼者様の表情は少しだけスッキリした表情に見えた。

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2. 同業異業種他社

同業あるあるで、ラブホテル街を歩いていると「あぁ・・あの人探偵だろうなぁ」と気づいてしまうことがちょくちょくある。張り込みは周りに溶け込み、周囲の人にも怪しまれないようにするのはもちろん大切。しかし、ラブホテルの利用という「証拠を撮る勝負所」では、周囲を気にしつつも、ある意味強引に張り込むこともある。

都内での調査、調査対象者と浮気相手がラブホテルから出てくるのを待っていた時の出来事。その日の現場も決して「張り込みしやすい」現場ではなかった。「厳しい現場だし早く出て来てくれよ～・・」なんて思いながら張り込みをしていると、いかにも同業者臭がする男性がウロウロとしていた。「同業かなぁ・・お互い頑張りましょう」と静かにエールを送っていると、突然早歩きでその男性が私に近づいてきた。そして・・

「お疲れ～まだ見つからない？」と声をかけてきた。
実はアドリブ力も大事な探偵業。「現れませんね～・・」と肩を落として見せた私に「○○さんの仲間だろ？話聞いてるよ！もう長いの？」と続けて聞いてきたので、少しだけ話を合わせてみた。話を聞いているうちに声をかけてきた人物がフリー？の記者であることが分かり、チームで特ダネ？を狙っているようだった。

最終的にはその男性に記者ではないことを伝えた。どうやら張り込み方が記者みたいだったので声をかけたとのことだった。少しだけその男性との会話を楽しみ、その最中に調査対象者と浮気相手が出たことを確認したので、別の班に追尾を任せた。数分後、「別の出入口から出たみたいなので」とその男性と別れた。

「張り込み」という点では、ある意味で同業な異業種交流会に参加してしまったお話でした。

調査現場は多種多様、まぁ・・本当にいろいろと起きますね。以上、調査で出会った”珍”出来事でした。ご拝読いただきありがとうございました。